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ADHD大学生の日々

二度目の大学生活を送る、成人ADHD。コンサータその他服用中。

大学で受けている支援について

私は障害特性により、学業に支障が出ている部分がありましたので、大学側に障害をオープンにし、支援・配慮を受けることにしました。

それには苦手なことを伝えることが必要でした。私が挙げたのはこんな感じです。

  • ざわざわしたところにいること(講義中学生が雑談すること)
  • 睡眠全般(寝つきが悪い、起きられない、中途覚醒)
  • パワーポイントや板書など視覚情報なしの講義
  • ノートテイクと話を聴くことのマルチタスク
  • グループワークの困難(ワーク相手を探すこと)

 それに対し、支援担当の方と考えた全般的な方策がこちらです。

  • ノイズキャンセラー(デジタル耳栓)の使用
  • 私語はなるべく注意してもらうようお願いする
  • パワーポイントの資料を印刷して学生に配布するなど、視覚情報を充実させる
  • レポートの期日など重要なことは必ず視覚化する
  • グループワーク相手をあらかじめ決めること、あるいは内容の事前アナウンス
  • まあ朝はがんばって起きろ(私は春休みを使って練習してました)

診断書も提出し、学校医の先生と支援担当の方で連携していただいているようです。

先日、前期の履修を決めた後、上記の内容で配慮をお願いする文書を作成していただきました。基本的には、その文書を「困りごとが出そう・出ている講義の担当の教員」に渡し、こういうことなのでよろしくお願いします、と説明する形でした。担当の方にはいっしょに説明していただきました。

すんなり通らないこともあります

たとえば、私は「相手を自分から決めてグループワークをする」ことが大変苦手で、ある講義では「ワーク相手をあらかじめ決めてもらえないか」というお願いをしてみたのですが、やっぱり通りませんでした。「ランダムに、知らない相手とワークする」ことに意味があるためです。ただ、内容を事前に教えてもらうのは承諾いただきました。履修を諦めることも考えていたのですが、3週目が終わった今、すでに取ってよかったなと思える講義になっています。

私は、この講義をどうしても取りたかったのです。心理を専攻するうえで大事な科目だったからです。必修ではないのですが。

配慮をお願いすることも、もちろん大事です。しかし、私がこの先希望の職につくためには、少しずつでも変わらなければならないことを痛感しました。

逃げてもいいこともあります

こちらは逆のケースです。必修の英語の講義が、私はどうしても受けられませんでした。理由は、よくわからないのですが「こわい」と感じ、講義の前の晩の中途覚醒がひどかったのです。そのことを相談したところ、「再履修したり、検定やTOEICで単位認定する方法はどうかな」と教えていただきました。

逃げてもいいんだ、と思いました。学生のことを真に考えてくれているのだと思いました。支援担当の方に会った後は、いつも気持ちがすっきりするのを感じます。間違いなく、学生生活の上での恩人だと言えます。

 

大学でも支援は受けられます

前の大学では私が同じ問題を抱えていても、支援に行きつくことはありませんでした。それは大学側の問題もあるし、私自身の問題もあります。しかし、いまの大学では適切な支援を受け、前進できていると感じています。

高等教育機関である大学は、行きたくなければ行く必要はありません。ただ、発達障害を理由に進学を諦めようとしている人がもしいるならば、(きっと大学によって差があるとは思うのですが)大学でも支援は受けられるよということを知っていただきたいです。知ってさえいれば、必要なとき手を伸ばすことができるはずだからです。

私以外に大学で支援・配慮を受けているというお話はまだ聞いたことがないので、そういう方がいればぜひお話をお寄せください。みなさんうまくやっているのでしょうかね。

発達障害当事者が適切な支援にたどり着く世の中にしていきたいですね。