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ADHD大学生の日々

二度目の大学生活を送る、成人ADHD。コンサータその他服用中。

大学でおちこぼれだった話

ちょっとネガティブな話です。

 

3月の晴れた日、高校を卒業して自宅にいた私は、とてもそわそわしていました。

第一志望の大学の合格発表の日だったのです。

インターネットでの発表を見ることになっていました。聞いていた時間より少し遅かったものの、結果が発表されました。合格でした。自宅にいた母も、仕事中だった父も、離れて暮らしていた姉も、入院していた祖父も、みんなが喜んでくれました。

これからいろんなことを学んで、資格を取って、社会に出ていくんだと信じて疑いませんでした。きれいな部屋、都会の街、行きたかった大学、期待でいっぱいでした。

開幕でつまづく

朝起きられないのと段取りがつけられないコンボで1限の講義に出られないことが続き、それ以上に壊滅的な人間関係で孤立していきました。

高校までのようにクラスがあって、女子が少ないこともありだいたいクラスの女子で固まって行動していました。一応その中に入ってみましたが、自分が浮いていることはすぐにわかりました。当時K-POPが流行っていて、他の子がアーティストやアイドルや俳優の話をしているのを黙って聞いていました。興味がなかったのでまったく話についていけませんでした。理由はわかりませんが、私がしゃべると変な空気になる気がしました。あまり私に話しかける人はいなかったし、私も話しかけ方がわからなくてずっと黙っていました。

サークルにも入れませんでした。入ろうと思っていたサークルは飲みばかりでだめだなと思い、ほかを探しているうちに新歓の時期が過ぎていきました。まあいいかと思って直帰する日々が続きました。

同級生で気にかけてくれた人はいました。彼女たちにしがみついて助けを求めれば、卒業できていたかもしれません。だけどそれができなかった。当時発達障害のことを何も知らず、自分はやればできると思っていました。そして、私は他の人に声をかける方法、ましてや人に助けを求める方法がぜんぜんわかりませんでした。これはいまもそうです。

 

その後も単位を落とし続けました。再履修のため、クラスの女子の輪とも会わなくなりました。ずるずると学校に行かなくなる日が続きました。両親には元気でやってるよと嘘をつきました。

一応学年だけは上がりました。けれども取っている単位が少ないので大学で面談を受けました。朝が苦手だという話をしました。そこで学生相談室を紹介してもらいました。しかし、そこも行かなくなってしまいました。

私は誰の心の中にも存在していない。私はここにいるのに、みんな見えてないみたいだ。勝手にそう思って泣きました。誰とも話さない日々でさらにコミュニケーションが不得手になっていきました。

それでもしばらくやめなかった

実状を知った母は怒り、父は諭しました。私も泣きました。けれど本当のことは言えませんでした。友達がいないとも、講義に集中できないとも。母の怒る様に委縮して泣いて、その姿を見て「泣きたいのはこっちだ」とヒートアップするのに耐えているだけでした。やめようと思っていたのですが、結局大学はやめませんでした。

生活リズムの改善とコミュニケーション力の向上のためにアルバイトを始めました。そこでもなかなかのポンコツぶりでした。半年の試用期間で切られそうになりました。遅めながらも仕事を覚え、クビにはなりませんでした。ただ内部の人間関係には困りました。複数の社員・アルバイトに嫌われていた気がします。ポンコツすぎてミスを疑われたこともありました。

結局単位はあまり取れるようになりませんでした。家計の急変もあり、大学をやめました。

最後の半年で、発達障害のことを知りました。きっかけはだいたいこの記事に書いてある通りです。

 

もともと心理学に興味があったこともあり、学びたいと思いました。学費分の奨学金の出る大学を探して、いまの大学に出会いました。

なぜこの話を?

おそらく衝動性の思いつきですが、自分を見つめなおすのに必要だろうから、いつか書こうとは思っていました。文章にすると整理できるので。

それから、「学歴なんてどうでもいいんじゃ!」ってことを言いたかったんだと思います。たぶんこっちの方が理由としてはでかい。

Twitterで医者が~とか院卒が~といったツイートを見るたびに、複雑な気分になります。前の大学やアルバイトを通して、「学歴ってあてにならねえな」ってことを感じ取ったからです。同じ大学に通ってて私のようにポンコツな人間もいるし、学力が心許なくても「質問できる」「助けを求められる」ことで切り抜けていける人もいる。逆に言うなら医者だろうが院卒だろうが言ってることが至言だとも正しいとも限らないんだと思います。要はツイへのかみつきを避けてブログでやいのやいの言いたかったってことです。

 

最後に、大学やめてまた大学入って、モラトリアム延長しまくってるなんて言われたこともありますが、ちょっと遠回りするくらいが発達障害っぽいかなと思いました。ゆっくりやっていきましょう。